重力波

 やっときました重力波。重力波って時空の波のことなんだけど、それが観測されたからって何かが変わるわけ

ではない。昔、カントが人間の認識は時間と空間を通してしか存在しえないといったけれど、古典的には時間と

空間は人間の意識が作り出した運動を記述するための抽象概念だったけれれど、今や時空はある巨大なエネ

ルギーによって封じ込められた物質のようなものである。アインシュタインの公式でおなじみの E=mc2 は物体

そのものを封じ込めているエネルギーだが、時間を時間として、空間を空間として封じ込めているエネルギーは

 E=mc3 ぐらいでしょうか。

ニュートンは時空を絶対的なものとして扱ったが、運動そのものに対してのみ時空が存在すると言ったのがアイ

ンシュタインで、その口調の中にニュートンの絶対性を重力波に置き換えた理論が「相対性原理」として語ること

になる。

 一般に人間が地球の重力によって地球の表面にとどめられているという場合の「重力」と重力波の「重力」とは

全く違うもので、人間にとっては地球の重力は大きすぎるものだけれども、地球そのものが存在として発している

「重力波」はないといっても言い過ぎではない。その違いを記述したのが「一般相対性原理」と「特殊相対性原

理」となる。人間の「抽象」機能には物理的背景はないと考えるのが一般的な考えだが、それ自体がもしかして

物理機能を有しているかもしれないということだ。ここから出てくるのが例のタイムマシン願望。人間の「抽象」機

能が物理的背景がないとするなら「タイムマシン」は現実可能だけれど、そうでない限りタイムマシンなど幻想で

さえあり得ない。運動を記述したものそのものが時空なのだということである。

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